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白内障手術を受けられる患者様へ


当院では、通常の保険診療適応の単焦点眼内レンズに加え、多焦点眼内レンズの選択も可能です。多焦点眼内レンズを用いた白内障手術では一部保険適応外となってしまうため、自費負担が増しますが、術後の眼鏡使用頻度は格段に減ります。
どなたでも使えるという訳ではありませんが、適応となる方はぜひ、生活の質向上にお役立てください。

※多焦点眼内レンズによる白内障の手術につきましては、当院が平成27年6月より先進医療の認定施設として承認されましたので、加入されている医療保険に先進医療特約が付帯されている患者様は、費用(技術料)が保険金対象として支払われる可能性が有ります。
医療保険の付帯内容をお確かめください。(詳しくは保険会社にお問合せください)

以下にメリット、デメリットを説明していきますので、ご興味をお持ちの方は医師またはスタッフにお気軽にご相談ください。

『多焦点眼内レンズ』とは、遠くと近くにピントが合うように作られた眼内レンズです。一般的な(保険適応)手術で使用するのは『単焦点レンズ』が使用されています。こちらのレンズは一箇所にピントを合わせる眼内レンズです。どちらのレンズにも長所・短所があり、すべての患者様に適応するわけではありません。事前の検査結果や、職種、生活スタイル等に応じた最適な眼内レンズの選択が必要です。医師、またはスタッフと充分な話し合いのうえ、使用レンズを決定することになります。以下に、単焦点・多焦点レンズの違いを説明していきます。

1:手術方法


単・多焦点、どちらのレンズを使っても、基本的に手術方法自体に変わりはありません。
違いは、移植される眼内レンズの違いだけです。


角膜の端っこに、ナイフで2仟罎料聾を開けます


超音波で核を砕きながら、濁った水晶体内部を吸引します


水晶体をきれい磨いた後に、眼内レンズを挿入します


2:眼内レンズの種類


 単焦点眼内レンズ
 
一箇所にピントを合わせられる眼内レンズです。そのため、遠くにピントを合わせると近くがぼやけます。逆に近くにピントを合わせると遠くがぼやけます。
ぼやけて見えにくい部分は、眼鏡での矯正が必須となります。


単焦点レンズで遠くにピントを合わせた見え方(イメージ)


単焦点レンズで近くにピントを合わせた見え方(イメージ)


 多焦点眼内レンズ

遠くと近くの2箇所にピントが合っているレンズです。眼鏡矯正は不要になることが多いですが、レンズの構造上、単焦点レンズに比べるとコントラスト(くっきり感)がやや低下します。しかし、時間が経つことと、両眼で見ることでほぼ改善されます。


多焦点眼内レンズを挿入した見え方(イメージ)


3:多焦点眼内レンズの問題点


 眼鏡矯正に関して

日常生活の大部分は眼鏡がなくても不自由しなくなりますが、眼鏡がまったく必要なくなるという訳ではありません。
30cm付近や70cm〜1m程度の距離を見えにくいと感じるときは、眼鏡を装用したほうが楽になることもあります。

 視力回復までの期間

多焦点眼内レンズを通した見え方に慣れるための順応期間が必要であり、手術直後から最良の視力が得られるとは限りません。
両眼にレンズ挿入後、最良の視力が得られるまでに、半年〜1年程度かかる場合もあります。

 見えやすい距離

どの距離でも、くっきりと見えていた若い頃の見え方とは違います。近く(約40cm)と遠方の見え方が良好なため、その間の中間距離(1m前後)が見えにくく感じる場合があります。しかし、両眼とも多焦点レンズ挿入、術後の時間経過によって改善されます。見えやすい距離は、ご自身が感覚として覚えていきます。


 夜間の見え方

暗いところで強い光をまぶしく感じたり、光の周りに輪がかかって見える事がありますが、日常生活に支障をきたすものではありません。術後の時間経過と共に慣れてくると言われています。


 レンズの適応

術前の屈折(遠視・近視・乱視)の程度によっては、術後に良好な視力が得られない、または、ご本人の満足感が低くなりそうな場合は適応外となります。
残念ながら、どのような眼の方にでも合うという訳ではないので、術前に良く相談することが必要です。


以上、説明の通り万能のレンズという訳ではありませんが、当院では患者様の眼の状態やライフスタイルに合わせて、単焦点レンズ・多焦点レンズを選択することが可能となっております。術後の生活について、充分御検討をされ、QOL向上にお役立てください。

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